ユニットバスの交換も含めたリフォーム時期はというと、耐久性から判断すると15年から20年くらいと言われています。メーカーの中には30年以上も大丈夫というところもあります。でも、使う頻度、家庭の人数、間取りとの関係、密閉型・開放窓付形、24時間換気など様々な条件で変わってくるので、一概に何年と決められないことも確かなのです。浴槽の周囲が黒ずんでいるとか、浴用洗剤で洗っても何となく汚れている感じがするというのは、経過年数から来るものですから、使うには問題はなく、気分の問題と言っていいでしょう。
バスタブなどにヒビが入っているようであれば、また小さくても水漏れ音がするようなときは、放置しておくと突然とんでもないことになるので、交換した方がいいことは確かです。ユニットバスの場合は、20年以上経過あすれば、老朽化で予期できないタイミングで壊れてしまうということも、なきにしもあらずです。こうしたことを踏まえると、ユニットバスの交換時期は、ある程度年数が経過したら、二つ考えると良いということが分かります。一つは、入居者の生活に何らかの変化が起きたタイミングで、目的に合ったものにリフォームするということです。
赤ちゃんが生まれた、お父さんが古希を迎えた、娘が髪の毛のことをしきりに気にするようになった、というような具合で、付帯設備を付けるとか、改造が必要だというような場合です。もう一つは。そろそろリフォームした方がいいかなという感じになったときです。こちらは、急いで交換という必要はないのですが、ユニットバスのリフォームは、概算でも、機器本体と工事費とも、それぞれが50万円前後ですから結構なお金がかかります。
したがって、業者選定とか機器選定などに時間を掛け、ベストな選択をするのがいいからです。